a song is born
【浜崎あゆみ楽曲解説】
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロと『a song is born』浜崎あゆみさんにとってアメリカ同時多発テロは他人事では無かった。ちょうど友人がNYにいて、エイベックスがNYにもあってデビューする前から良くして頂いた方がたくさんいたから、かなり落ち込んだという。しかし世間的にはやはり遠い国の出来事で、自分に弾を撃ち込まれた訳ではないから痛くないって人は居たはず。だからといって、あなたも悲しみなさいよとは言いたくなかった。『a song is born』の時、今回のテロに対しての考えでプロデューサーの小室氏や松浦真在人(松浦勝人)氏から想いを聞いたが、二人はテロが起きるまで気づかなかった自分たちの生き方にごめんね、といった歌を作りたいと言った。浜崎あゆみさんは、反省している気持ちはありません、私ははそういう事件が起きるまで適当に生きてきたわけではないし、起きたからといって、これからはちゃんと生きていこうと思うきっかけになったのでもないと伝えた。今回の事は衝撃手的だったが、アーティスト浜崎あゆみとして謝ってはいけない気がする。と伝えた。平和にしていこうよという事を言うつもりもなかった。だからこそ「私にはこんな場所からこの歌を歌う事でしか伝えられないけど」と歌い、聴いて聴いて!という感じではなく、「君がもし耳を傾けてくれればうれしいよ」って。[2002年5月号・雑誌日経エンタテインメント参考]
[CD]
2001/12/12
1000円(税込)
AVCD-30329

CD
  1. a song is born
    作詞:ayumi hamasaki  作曲:Tetsuya Komuro
  2. a song is born (Instrumental)